関東鉄道 1463TC


関東鉄道 1463TC/三菱P-MP218K+新呉羽自動車工業(AeroStarK)

1984年に、つくば科学万博に備えて、
1261TC、1262TCの2両が投入された、
関鉄としては久々の三菱大型車P-MP118Kに続き、
1985年以降投入された三菱大型車P-MP218Kは、
1989年までに計12両が揃えられ、上述の2両に加え、
1990年に三菱大型車U-MP218Kである、
1502TC、1503TCも迎えた、土浦営業所では
これらエアロスターKが一大勢力を築いていました。

関鉄のこれらエアロスターKの投入は
1984年に1ロット2両、1985年に2ロット9両、
1989年に2ロット3両、1990年に1ロット2両、
という様に数ロットに分けて行われており、
しかもそれぞれに仕様が多少異なるのが特徴です。即ち、
1984年(P-MP118K)は非常口側最後部側窓はT字窓、
1985年(P-MP218K)はセフティーウィンドーなし、
1989年(P-MP218K)はセフティーウィンドーあり、
1990年(U-MP218K)は前面大型方向幕、
といった具合でした。

その中でも土浦に在籍していたこの1463TCは、
同じ1989年式の1432HK、1433TCと異なり、
どういう訳か黒バンパーを装着していて、
まさに異彩を放っていました。
2008年まで活躍を続けていましたが、
今は鬼籍入りをしています。

コメントを残すコメントをキャンセル