月別アーカイブ: 2008年9月

関東鉄道 1502TC


関東鉄道 1502TC/三菱U-MP218K+新呉羽自動車工業(AeroStarK)

呉羽王国と言われた関鉄の象徴とも
言える存在である、AeroStarKです。
かつては貴重なAeroStarKを架装した
P-MP118Kも在籍していましたが、
今や残っているのはこのU-MP218Kの
1502TC、1503TCのみとなってしまいました。

資料によっては同車はP-MP218Kと
紹介される場合もありますが、
銘板に記された製造時期や
リヤバンパーに埋め込まれた反射板の形状から、
恐らくはU-MP218Kであるものと推定されます。

関鉄では長らくかつての神奈中の様な、
標準サイズの方向幕を横方向にのみ拡大した
横長の前面方向幕を採用していましたが、この車からは
標準サイズの方向幕を縦横両方とも拡大した
大型の前面方向幕が採用されました。
結果的に関鉄らしさは薄くなりましたが、
これだけで随分と垢抜けた印象になったと思います。

とはいえ、短尺に中引扉、標準サイズの側面方向幕など
こういう素っ気無い仕様が実に関鉄らしく好印象の持てる車です。

【諸元】
登録番号:土浦22あ1269
年式:1991
型式:U-MP218M
機関:6D22(11149cc 220ps/2200rpm)
ホイールベース:4.8m

関東鉄道 9136TC


関東鉄道 9136TC/日産ディーゼルP-U33N+富士重工業(7E)

西武中古車です。
関鉄でも一時期西武中古車を継続的に投入しており、
P-U32はP-U32K、P-U32L、P-U32Nと
三種類のホイールベースを全て揃えていましたが、
P-U33はP-U33Lが殆ど(4折と中引)で、
P-U33Nはこの1両のみです。

関鉄ではこの様に1タイプ1両という場合が
少なからず存在しているのですが、
ここで撮影者泣かせなのがラッピング広告です。
同じタイプの車が何両かあるならば
ラッピング車を避けて撮影すれば良いのですが、
この車のような虎の子の場合は、
一度ラッピングされてしまうと、それからは
ラッピングが剥がされるのを待つしかありません。

この車も長らくラッピングがなされていて、
目下廃車が進行している西武中古だけに
いつ廃車になるかと気が気ではなかったのですが、
今年に入り漸くラッピングが剥がされ撮影できました。
土浦営業所の車は普段最も利用するにも拘らず、
撮影まで三年程の期間を要したことになります。

ちなみにこの車、この写真の撮影直後に
新たなラッピングが施されました。
広告期間中は廃車にはならないでしょうから、
暫くは安泰ということでほっとした気持ちもありますが、
もうちょっと撮影のチャンスが欲しかったなあ、
という気持ちもあります。

茨城交通 水戸22あ2033

茨城交通 水戸22あ2033/日産ディーゼルP-U32K+富士重工業(5E)

東京都交通局中古車です。
中古車は西武中古のみを継続的に購入し、
残りは自社発注車で揃えてきた茨交が、
初めて購入したのが同型車で、
登場当時は相当な違和感を感じたのを覚えています。
フィンガーシフトも当時の私にとっては新鮮でした。
以降中古車が増えていく契機となった車とも言えそうです。

この辺りの年式の都営中古車は方向幕周囲が青いのですが、
恐らく都営時代のそのままなのだと思います。
側面方向幕の処理は西武中古・自社発注車に比べて近代的な印象です。
なお、同じ5Eの都営中古車としてはP-LV314Kもあります。