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金剛自動車 和泉230あ1901


金剛自動車 和泉230あ1901/日ディPB-RM360GAN(B型96MC)

2007年に投入された自社発注車3両のうち、この1901は
金剛では1997年式の791以来の中型車であるだけでなく
初の日産ディーゼル車となったため、注目を浴びました。

外観では、西日本車体工業製車体を架装するだけでなく、
側面窓は引き続き銀サッシの逆T字窓とされているほか、
屋根上に前後マーカーランプと前方右寄りの箱型通風器、
サーモキング製パッケージクーラー等が搭載されており、
また左側面の前輪のホイールアーチと中扉の間の腰板と
右側面のホイールベース間の腰板にはモールが付くなど、
仕様は概ね431を踏襲し、他車と比し違和感はありません。
ちなみに同年に投入された大型車1902・1903はいずれも
三菱ふそうバス製造製車体へと、切り替えられています。

強く目を惹くのは、2006年の灯火器保安基準改正に伴い
テールランプが金剛の伝統となっていた三連テールから、
メーカー標準仕様であり、かつ改正後の基準に対応する
市光工業製26550-WJ125・26555-WJ125となったことです。
また右側面の路肩灯上部に入る社番も目立つところです。

車内の方も概ね431を踏襲し、内張りが上半分が薄緑色、
下半分がレザック紙風の模様入りの内張りとされていて、
床は草色の滑り止めの円形の突起がつく床材張りとされ
側面窓はロールアップカーテンがしっかり付いています。

座席配置は、ワンステップ車にもかかわらず中扉以降に
横向き座席が残されているのが大きな特徴となっており、
左側前半は前向き1人掛2列、後半は横向き2+2人掛とされ
右側は前向き1人掛8列という、623以降に準じたものです。
座席表皮は、従来の緑色ではなく青色となっていますが
座席の背もたれは引き続き優先席が黄色、一般席が白色の
ビニール製カバーが付き、座席の背面には内張りと同じ
レザック紙風の模様が入った化粧板が張られています。
また握り棒に巻かれている緩衝材は黒色とされていますが
座席側面に取り付けられた取っ手は橙色となっています。

現在は、金剛の路線車では唯一の中型車となっていますが
特に路線や運用が限定されている様子は伺えませんでした。

金剛自動車 和泉230あ1602


金剛自動車 和泉230あ1602/三菱KL-MP35JK+西日本車体工業(B-Ⅰ型96MC)

2004年に投入された自社発注車527・528・623・627は
2003年式の431を踏襲し三菱製のワンステップ車となり
金剛らしく、西日本車体工業製車体が架装されました。

なお金剛では、2005年に2003年以降に投入された車が
上2桁が投入年(和暦)を、下2桁が投入順の通し番号を
それぞれ示す4桁の希望ナンバーへと付け替えられており
この4両は1601・1602・1603・1604へ改番されました。

仕様は基本的に431を踏襲して、引き続き独自性が強く
外観では、銀サッシの逆T字窓の側面窓が目を惹くほか
後面と共通のオージ製DL-90F-940Fの側面行先表示機と
その下段が引き違い窓となる窓割りも目立つところです。

屋根上は前後マーカーランプと前方右寄りの箱型通風器、
ゼクセル製のパッケージクーラー等か搭載されています。
また左側面の前輪のホイールアーチと中扉の間の腰板と
右側面のホイールベース間の腰板にモールが付きます。
テールランプは金剛において伝統的に採用されてきた、
レシップ製SFL-9000を並べた三連テールが奢られます。

前面行先表示器脇に車椅子ステッカーが貼られたこと、
出入口表記の文字が赤色から緑色へ変更されたことが
431と527・528・623・627との変更点となっています。

車内もまた431と527・528は共通の仕様とされていて、
上半分が薄緑色、下半分がレザック紙風の模様入りの
内張りや、草色の滑り止めの突起つきの床材張りの床、
ロールアップカーテン付きの側面窓等が目を惹きます。
座席の背もたれは、ビニール製のカバー付きとされて
カバーは優先席が黄色、一般席が白色となっています。

座席配置はワンステップ車にもかかわらず中扉以降が
三方シートなのが特筆され左側前半は前向き1人掛3列、
中扉をはさんで後半は横向き2+3+1人掛とされており、
右側は前向き1人掛5列・横向き2+3人掛とされました。
また座席表皮は優先席も含め緑色一色となっています。

なお、同じ2004年式でも623・627は座席配置が変わり
左側後半はこれまでどおり横向き座席とされていますが、
右側は全て前向き座席とされたためこの528改め1602が
三方シートが採用された最後の車ということになります。

金剛は小規模ながらこうした独自性が強い仕様をもつ車、
しかも西日本車体工業製車体を架装した車が多数活躍し
南河内地区において、非常に強い存在感を放っています。