月別アーカイブ: 2013年3月

関東鉄道 1877TR

86FH000006t
関東鉄道 1877TR/いすゞKL-LV280L1改+ジェイバス(ERGA)

関鉄では、前中扉間ノンステップ仕様である、
ERGA・Type-Aを2001年から2004年に掛けて
ホイールベース4.8mのL尺車が7両、そして、
ホイールベース5.3mのN尺車が1両の計8両を
投入し、自社発注の大型車としては一大勢力です。
このグループは、ロット毎に細部の仕様が異なるのが
趣味的に興味深いところとなっています。

まず、2001年式の1821TC1822TCの場合は、
行先表示機が方向幕で、側面は標準サイズなのに対し、
続く、2002年式の1840TC・1841TCからは、
行先表示機がLED行先表示機で、側面は大型サイズに、
また前面のバンパーにコーナリングランプが付きました。
更に、2003年式の1867TC・1868TCからは、
側面腰板部の社名表記が白字から青字に変わり、
前面の「中のり」表記もサボからステッカーになりました。

そして、最終ロットである2004年式の1877TRは、
先行するERGAmioの1875TC・1876TCに続き、
国土交通省ノンステップバス標準仕様での投入で
各所にそれを示すステッカーが貼られているのが
なんといっても目立つところです。

しかし、この1877TRの最大の特徴といえば、
投入に際し取手市から補助を受けた関係で、
「取手市バリアフリー補助車両」の文字が、
車体各所に入れられていることです。
その後、取手営業所に投入された1932TRも、
同様の文字が入れられており、気になる所です。

車内はノンステップバス標準仕様の絡みで、
握り棒の一部が黄色に変更された他は、
あまり大きな変化はありません。

【諸元】
登録番号:土浦200か・641
年式:2004
型式:KL-LV280L1改
機関:8PE1-N(9880cc 240ps/2100rpm)
ホイールベース:4.8m

続きを読む

関東鉄道 9316YT


関東鉄道 9316YT/日野U-HT2MMAA+日野車体(BlueRibbon)

京成中古車で、京成時代の社番は5463でした。
1995年、千葉営業所に新製配置された後、
ちばフラワーバスに移籍し、6463となりました。
同年式の6464・6465・6466より一足早く廃車となり、
2009年に、つくば北営業所に配置されましたが、
つくば北営業所ではいすゞ車で統一したかったのか、
配置から僅か一ヶ月ほどで9279YTとトレードされ、
つくば中央営業所へと転入してきました。

つくば北営業所では以前も日野車の9212TKを、
配置から二年ほど水海道営業所へと転出させており
特に大型車についてはいすゞ車で統一したいようです。

ちばフラワーを経由しての移籍ではあるものの、
勿論、関鉄一般色に塗り替えられているために、
外観上は他の京成中古車と大差はありませんが、
後面の腰板部に取り付けられた乗降中表示灯が
他の京成中古車では見られない形状である、
縁が銀色とされたLEDのものとされていることが、
ちばフラワーからの移籍車である証左です。

ちばフラワー時代は行先表示機が方向幕のまま
廃車を迎えましたが、関鉄への移籍に際しては
LED行先表示機へと交換されています。

車内の方も同時代の京成では定番とされている、
灰茶色の内張りや緑色の床材張りの床などは、
やはり、他の京成中古車と大差はありませんが、
座席表皮のみ、ちばフラワーの自社発注車と同じ、
一般席が緑色地に幾何学模様の描かれたもの、
優先席が臙脂色地に幾何学模様の描かれたもので、
同様の柄はP012でも見ることができますね。

運賃箱は他事業者からの発生品と思われる、
カードR/Wの撤去痕をもつ小田原機器製RX-NZで
関鉄らしからぬ、白色の筐体が車外からも目立ちます。
この手の運賃箱も今では他車へと波及していますね。

【諸元】
登録番号:つくば200か・215
年式:1995
型式:U-HT2MMAA
機関:M10U(9880cc 230ps/2500rpm)
ホイールベース:5.3m

続きを読む

関東鉄道 9353TR


関東鉄道 9353TR/いすゞKC-LV380L+富士重工業(7E)

京成中古車です。京成時代の社番は2217で、
1999年に市川営業所柏井車庫へ投入された車です。
廃車の後、2012年に取手営業所へ投入されました。

外観では、同時に投入された同型の9351MKと異なり
低床色ながらも側窓周囲の黒色塗装が省略されており、
引き締まった印象の9351MKに対し、こちらは軽快な印象です。
この辺りは好みが分かれそうですが、甲乙付け難いですね。

前面のバンパーにはCUBICではKC-代より標準装備となった
コーナリングランプが7Eでもこの年式から取り付けられており、
このことも1998年式の9351MKとの差異となっています。
コーナリングランプのパーツはいすゞ車用のものとされており、
同時期の西武等で見られる日ディ車用のものと異なる形状です。

また、後面の乗降中表示灯がLED化されていることも、
細かいながらも特徴となっていて、その形状も変化しました。
ステップの塗装の違いなども、気になる所ですね。

車内は概ね京成時代のままなのはいつも通りですが、
京成では1999年式から内装の仕様が変更されており、
お馴染みの灰茶色の内張りが白色のものへ改められた他、
優先席の座席表皮が一般席の桃色の柄物の色違いとなる、
群青色の柄物へと変更されたのも特徴となっています。
この群青色の柄物は、9291TCでも見られますね。
床材は従来通り滑り止め付きの灰茶色のものとされており、
車椅子固定部分に限り緑色のものなのもそのままです。

なお、ワンステップ車の場合は、レイアウトの都合からか、
京成では定番となっていた前扉直後の消火器置き場が
前輪タイヤハウス上後方へと移設されたこともポイントです。

【諸元】
登録番号:土浦200か1294
年式:1999
型式:KC-LV380L
機関:8PE1-N(15201cc 240PS/2300rpm)
ホイールベース:4.8m

続きを読む