日別アーカイブ: 2012/10/22

関東鉄道 2036TC

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関東鉄道 2036TC/いすゞSKG-LR290J1+J-BUS(ERGAmio)

関鉄初となるSKG-代のエルガミオで2012年に、
2035MK・2036TCの2両が投入されました。

エルガミオは2011年11月発売のSDG-代から
エンジンが直列6気筒7.8Lの6HK1-TCNから
直列4気筒5.2Lの4HK1-TCHに変更されました。
4HK1は元々はエルフ向けのエンジンでしたが、
フォワードに続き、エルガミオにも搭載されました。
2012年7月にはマニュアルトランスミッション仕様のみ、
重量車燃費基準を達成、SKG-代が登場しています。
マイナーチェンジに伴う外観の変化は少ないものの、
エンジン音は当然かなり変わり、容易に判別できます。

しかし、それ以上に注目されるのは関鉄の仕様変更です。
まず、外観では前面バンパー上に取り付けられた、
デイライトが晴天時は目立たないながらも目を惹きます。
これまで関鉄グループでは担当者による後付けも含めて、
デイライトの取り付けは殆ど前例がないだけに注目です。
加えて、側面窓が濃色ガラスへと改められたのも
ポイントとなっており、これは遠目にも目立ちます。

また、前面のロゴは2026MT以来の白字カタカナ仕様です。
なお、PKG-代のエルガに続き、SDG-代のエルガミオから
メーカーの標準仕様として新たに採用されている、
非常口側側窓の一部一枚窓化・固定窓化は見送られ、
非常口側側窓の窓割は従来通りとなっています。
またホイール中央部が黒色とされたのも目を惹きますが、
これはメーカーの仕様変更に伴うものです。

一方、内装の仕様は多岐に渡っています。
まず何といっても目立つのが運賃表示器が、
7セグメントディスプレイ主体のものから、
液晶ディスプレイへと変更されたことです。
更に、車内灯が蛍光灯からLEDライトに代わり、
とりわけ夜間は車外からでも差異が確認できます。

座席配置も、これまではメーカー設定のうち
後半部が二人掛け主体となっている「都市型」が
関鉄の標準仕様として選択されてきましたが、
マイナーチェンジの際、メーカーが新たに設定した
後半部も一人掛けが主体となる「ラッシュ型」を
新たに選択しているのもポイントとなっています。
座席減少に加え、後半部にも吊り革が設置され、
収容力の向上が図られたのは歓迎されます。
これにより整理券発行機が後半部から追い出され、
前半部、即ち、中扉左側へと移されました。

更に、中扉のブザーも二音チャイムへと変わり
音声案内付きとなったことも注目されます。
また左折アラームも取り付けられています。
このように従来の関鉄とは一線を画す、
目新しい仕様変更が随所で実施されており、
一挙に近代化した印象となっています。
今後の活躍が期待される新車ですね。

【諸元】
登録番号:土浦200か1296
年式:2012
型式:SKG-LR290J1
機関:4HK1-TCH(5193cc 240PS/2400rpm)
ホイールベース:4.4m