日別アーカイブ: 2010/12/04

関東鉄道 1594TC


関東鉄道 1594TC/三菱U-MK117J+新呉羽自動車工業(Aeromidi)

いすゞ中型車に比べれば少数派ではあるものの、
継続的に投入されてきた三菱中型車です。
B6系以来の丸みを帯びたスタイルは、
呉羽王国である関鉄に溶け込んでいます。
とはいえ、いすゞ中型車の様に、
営業エリア内において広く見られるわけではなく、
もっぱら、水戸営業所・鉾田営業所に配置され、
他の営業所への配置は僅かとなっています。

本型式の場合も、それは同様で、
1991年に水戸に2両、鉾田に3両、石岡に1両、
1992年に水戸に2両、鉾田に2両、土浦に2両、
という具合にその配置には偏りがあります。
このうち、土浦には1593TC、1594TCの2両が
配置されていましたが、1593TCは水海道へ転属し、
土浦に残っているのは1594TCのみです。

本型式では、前中扉の場合でも事業者によって
扉前後の窓配置に差異がありますが、
関鉄の場合は中扉より前に細い窓が入る、
中扉が前寄りとなっている仕様とされています。
その他、仕様面では1992年式の場合のみ、
角形のテールランプが採用されるようになったこと、
自社発注車のエアロスターKと同様に、
ヘッドライトの間が黒色となっていることも特徴です。
ただし、遼車の1592Gは車体更生時に
ヘッドライトの間が車体色へと改められています。

車内は関鉄としては一般的である、
中扉より前が前向きの一人掛け座席、
中扉より後が三方シートとされたもので、
座席表皮は懐かしい緑色のもののままです。

車体側面の腰板部に描かれた広告も、
往年の関鉄らしい懐かしい雰囲気ですね。