月別アーカイブ: 2008年11月

関東鉄道 9290YT

39FH000011t
関東鉄道 9290YT/いすゞU-LV324L+アイケイコーチ(Cubic)

関鉄に大量に投入されている京成中古車のうち、
2008年以降に投入された車の中には、
投入後、直ちにラッピングされることを想定して、
ラッピングされない前面・後面こそはきっちり
関鉄カラーへと塗り替えられるものの、
ラッピングされると見えなくなってしまう側面は
京成カラーのままとされている車もあります。

9267MK、9280YTなどがそうした事例であり、
エンジン開口部やドアの蝶番などに注目すると、
京成カラーが覗いていることが判ります。
ただし、営業運転に入るのはラッピング後のため、
京成カラーで営業運転に入ることはありません。

一方、この9290YTはラッピングの準備として、
側面の青色の帯及び裾部の塗装を省略して、
つくば中央営業所へと配置されたものの、
営業運転の開始にラッピングが間に合わなかったのか、
この様な不思議な姿のまま、二週間だけ
営業運転に就き、まさに異彩を放っていました。

とはいえ、それはあくまでも仮の姿であり、
その後はラッピングを施され、以降ラッピングなしで
営業運転に入ることは今のところ無いようです。

その他の仕様は同時期に投入された
京成中古車U-LV324Lとしては
至って無難なものとなっていて、
特筆すべき点は特にありませんが、
関鉄に在籍する京成中古車としては
最大派閥を形成していて、それ故に
異端車も多く存在する同グループらしい車です。

関東バスではラッピング準備のために、
簡易塗装になっている車もいますね。

【諸元】
登録番号:つくば200か・155
年式:1995年式
型式:U-LV324L
機関:6QB2(11781cc 230ps/2200rpm)
ホイールベース:5.0m

関東鉄道 1507MT


関東鉄道 1507MT/日産ディーゼルP-U33K+富士重工業(7E)

元々、日産ディーゼル車が少ない関鉄ですが、
その関鉄の自社発注車としては極めて希少な
日産ディーゼルの大型車です。

ただし、いくら希少な存在とはいっても
1989年に2ロット4両、1990年に1ロット2両と、
2年の間に計3ロットに分けて6両という具合で、
つくば科学万博の終わった微妙な時期に、
突如として投入されたにも拘わらず、
それなりに纏まった数が購入されています。
しかもその全てが水戸営業所へと集中配置され、
一つの勢力を形成する存在となっていました。

元々、大型路線車の場合はいすゞが殆どで、
そこに日野・三菱が僅かに加わるという
ラインナップであった関鉄にあって、
つくば科学万博もすっかり終わったこの時期に
このように突如として日産ディーゼルの購入が
始まった理由は気になるところですが、
以降、中型路線車及び高速路線車・貸切車にも、
日産ディーゼルの自社発注車が投入されていて、
特に水戸営業所には2002年式の1831MT・1832MTに
至るまで、継続的に投入されるようになりました。
また、この車の投入された1990年には
西武中古車の投入が始まり、それも含めて、
関鉄の日産ディーゼル車は一気に増えていきます。

仕様としては同時期に投入されたP-LV314Kのうち、
富士重工業製7Eを架装する車と殆ど同じで、
外見上の差異はP-LV314Kの場合に見られる
乗降口側のエンジン開口部がないことぐらいです。
前面方向幕は他車種と同様、1990年式より採用された
大型サイズとなっていますが、近代的な仕様はその程度で、
黒いバンパーと相俟っていまいち新しい感じがしません。
特に車内は木床に後半部三方シートとなる座席配置と
相変わらずの仕様で古臭い印象は免れません。

7Eを架装するため見た目はそれなりに新しく見えますが
老朽化が著しく、特に車内の汚損は著しいですが、
貴重な自社発注の大型車として活躍を続けて欲しいものです。

冬コミ当選

コミックマーケット75当選しました。
1日目の12月28日(日)東P-42b「筑波大鉄研」です。

いつも通りのつくは地区の関東鉄道本だけでなく、
ニュー東豊の走行音CDも出す予定です(どれだけ需要があるやら…)。

内容は、
日野U-HT2MMAA(多摩中古、FFシフト)
日野U-HT2MMAA(京王中古、EEドライブ)
日デU-UA440LSN(西武中古)
そして、おまけで阪東の
日デADG-RA273KAN(トルコンAT)
を収録する予定です。

同人誌の方は散逸的なこのブログの記事と違い、
内装や搭載機器等にも言及した
体系的な解説を執筆しておりますので
是非お買い求めください。