
関東鉄道 9245YT/いすゞU-LV324M+富士重工業(7E)
松戸新京成バスの中古車です。
同期の他の京成中古車はバンパーが車体色ですが、
こちらは銀色だということに気付いて慌てて撮影しました。
相変わらず奥が深い…
【諸元】
登録番号:土浦200か・783
年式:1990年式
型式:U-LV324M
機関:6QB2(11781cc 230ps/2200rpm)
ホイールベース:5.2m
関東鉄道 1923TK/いすゞPJ-LV234Q1+J-BUS(ERGA)
つくばエクスプレス開業に伴う筑波山観光客急増により、
つくばセンターと筑波駅改め筑波山(現・筑波山口)を結ぶ
61系統(つくばセンター~筑波大学西~北条~筑波山)や
「岩瀬急行線」(つくばセンター~岩瀬中央公民館間)は
本数が少なかったため利用者が殺到、積み残しが慢性化し、
関鉄では急遽、これらに替えてツアーバスに近い扱いで
「筑波山シャトルバス」(つくばセンター~つつじヶ丘)を開業、
遅れて認可を受けて、これを一般路線バス化しました。
このような経緯もあって、当初「筑波山シャトルバス」には
利用者減に伴う減便により余剰となった高速車を中心に、
貸切車や路線車をかき集めて使用していましたが、
2006年、「筑波山シャトルバス」専用車及び予備車として
関鉄の大型車としては初のワンステップ車である
1921TK・1922TK・1923TK・1924YTの4両が投入されました。
うち、1921TK・1922TKはエンジンが高出力仕様である
6HK1-TCS(300ps)が選択されているのに対して、
うち、1923TK・1924YTはエンジンが標準出力仕様である
6HK1-TCC(260ps)が選択されているらしいのですが、
生憎、型式は共通である上、いずれもトランスミッションが
5速のマニュアルトランスミッションとされているために、
走行音が多少異なる以外には差異を見出せません。
いずれもエンジンも排出ガス規制強化に対応した、
直列6気筒ターボチャージャー付の小排気量のものです。
当初、1924YTは1921TK・1922TK・1923TKの3両と共に
つくば北車庫(当時)へと配置する予定だったようですが、
つくば中央営業所へと配置される予定であった9247TKが
つくば中央営業所へと未登録の状態で搬入された上で、
9247YTの社番が車体へと入れられたにもかかわらず、
つくば北車庫へと配置され、この4両と同時に営業に就き、
その代わりにつくば中央営業所へと配置されています。
この「筑波山シャトルバス」は観光客には非常に好評で
臨時便を増発してもなお積み残しが見られたことから、
大型車はホイールベース4.8mの短尺車を標準としていた
当時の関鉄の自社発注車としては極めて異例となる、
ホイールベース5.8mの長尺車が選択されています。
側面窓はノンステップ車・ワンステップ車に採用される
逆T字窓ではなく、引き違い式のメトロ窓とされている他、
出入口表示のピクトグラムが目立つのもポイントです。
クーラーについてもメーカーの仕様変更にあわせて、
サーモキング製に替えてデンソー製とされています。
車内は、基本的には同時期の関鉄の標準仕様ですが、
座席配置については着座定員をできるだけ稼ぐために
2人掛主体で1人掛は前輪上及び中扉戸袋部分のみで、
非常口側の座席には一部を除き補助椅子付きとなりました。
座席背面に取り付けられた降車ボタンも目新しいところで、
全体的に他社のワンロマ車を思わせる仕様だと言えます。
うち、1923TKについては予備車扱いとされていたこともあり、
当初は閑散期を中心に一般路線でも多く運用されており、
時として狭隘区間を含む筑波山口~岩瀬中央公民館間など、
取り回しに苦労しそうな路線にも平然と運用されていました。
また平日のみ「筑波山シャトルバス」と共通運用とされている
C10系統・筑波大学循環に顔を出すこともありました。
関東鉄道 1923YT/いすゞPJ-LV234Q1+J-BUS(ERGA)
2011年、9343YTに代わりキヤノン化成の特定車に転用され
9343YTと入れ替わりでつくば中央営業所に転出しましたが、
以降も休日を中心には一般路線で運用されることもある他、
2012年以降、毎週金曜日深夜にはその車内設備を活かして
守谷駅~つくばセンター間の深夜急行バスにも運用されています。
関東鉄道 1770TC/日ディKC-RM211GSN+富士重工業(8E)
土浦営業所の1770TC及び1771TCは、関鉄に在籍する
自社発注車のツーステップ車としては極めて珍しく、
LED行先表示機を搭載しており、かなり目立ちます。
1770TCの場合、これは改造による後天的なものではなく、
LED行先表示機を試験的に導入しようとしたもので、
1998年の新製時からLED行先表示機を取り付けています。
ちなみに同時期に投入された1771TCは、同様の理由で
新製時から液晶行先表示機を取り付けていましたが、
見づらかったためか後にLED行先表示機に改造されました。
この時期、関鉄では標準サイズの側面行先表示機を
標準的に採用していましたが、この試験の関係で、
この2両は、大型サイズの側面行先表示機とされており、
往年の関鉄らしからぬ雰囲気を醸し出しています。
行先表示機下部の窓は開閉可能とされており、
引き違い式の窓とされています。
その表示は、当初、上段に経由地を示す独特なもので
文字のレイアウトも、上段の字が大きめでしたが、
後にごく一般的な表示に改められています。
それ以外は、同時期の関鉄の一般的仕様とされ、
床は床油が芳しい木張りのものとされており、
座席表皮は一般席緑色、優先席赤色となるなど、
外見とは裏腹に古臭い印象は否めません。
なお、この車では往年の関鉄らしい仕様であった、
中扉以降の三方シートが廃されていますが、
これは、自社発注車のKC-RMでは一般的なもので、
引き続き中扉以降が三方シートのKC-RJ・KC-LRとは
対照的なところですが、その理由は不明です。
関鉄におけるLED行先表示機の本格的な採用は、
1770TC登場から4年後の2002年の1840TC以降で、
同時に高速車でもLED行先表示機が採用されています。
【諸元】
登録番号:土浦22あ2034
年式:1998
型式:KC-LR333J
機関:6HA1(8226cc 190PS/2800rpm)
ホイールベース:4.3m