阪東自動車 263/いすゞKK-LR233J1+いすゞバス製造(ERGAmio)
2002年、阪東の親会社である東武鉄道から、
柏駅―戸張線及び北柏駅―パークシティ守谷線の
移管を受けた際に、それに併せ、これらの路線用として
阪東では久々となる中型車が投入されました。
263・264・265及び260・261・262がそれですが、
投入は、前者が先行して投入されたために、
登録番号と社番との関係がちぐはぐになっています。
阪東ではかつて印旛方面に路線を延ばしていて、
それらの路線用として中型車を使用していましたが、
これらが中折戸など独特の仕様を持っていたのに対し、
この6両はワンステップ車とされたこともあって、
大型車に準じた中引戸とされ、無難な仕上がりです。
ただ、この263・264・265の仕様の特筆すべき点として、
側面行先表示機が中扉後方に設置されたロットは、
この3両が最後となったことが挙げられます。
社番で見れば、これらより若番である260・261・262からは
側面行先表示機が中扉前方へと変更されていて、
往年の阪東の仕様がここでまた変更されたといえます。
トランスミッションはフィンガーシフトとされている点が
阪東としてはかなり目立つところとなっています。
また、クーラーがゼクセルではなくデンソーである点は
本型式では比較的珍しい仕様だと言えます。
北柏駅―パークシティ守谷線は阪東と関鉄の共同運行から
関鉄の単独運行となり、現在は廃止となってしまいましたが、
阪東では以降、中型車を相次いで投入するようになり、
様々な路線で中型車の活躍が見られるようになりました。
こんばんわ パークシティ守谷線に利用した新大利根橋も最近では通行料金が無料になりましたね!
なんといっても阪東バスの車輌はリアの大型行き先LED表示が大変目立ちますね!
>>9060MT様
いつもコメントありがとうございます。
関観の土浦駅―玉造駅線が渡っていた霞ヶ浦大橋も
最近無料化しましたが、こちらもバスがなくなってしまいましたね。
大利根などLED化を機にサイズを改める事業者もある中で
阪東はLED化しても大型のままとされているのもポイントですね。