大利根交通自動車 土浦22あ1967/いすゞKC-LV380L+いすゞバス製造(Cubic)
大利根交通自動車はその社名とは対照的に、
大変小規模な事業者ですが、
その仕様には独特のものがあり、
車両ごとの個体差も様々あって
趣味的に楽しい事業者です。
登録番号から推測するに、1998年式と思われます。
この車は、一見珍しくもない仕様ですが、
戸袋窓周囲がちょっと変わった処理になっています。
この様な仕様はあまり見かけないのですが、
他事業者でも同様の例があれば教えてください。
方向幕が前面だけでなく側面も
「東口取手駅」となっているのも面白いなと思います。
こんにちは。
大利根交通自動車は小規模な事業者で、路線も取手駅東口~北方車庫などの利根町方面へ向かう路線をはじめとする数路線という状況ですので、こちらも数度しか乗車した事がありませんが、運賃が対キロ制で500円程度は当たり前という状況にも関わらず「前乗り前払い」となっており、なかなか興味深いものがありますね。
またV8エンジンを搭載し、さほど古いわけでもないのに、床が板張りの車両が走っていたりと、車両面でもなかなか興味深く、随分前に乗車した富士重工車体のLV324()では座席も前タイヤハウス部分を除いて殆どがロングシート配置となっているバスにも遭遇し、これには随分驚かされたものです。
MAKIKYU様、コメントありがとうございます。
大利根は、取手駅―北方車庫、布佐駅―利根ニュータウン東の
二路線体制といっても良いような状態で、
新京成に統合されてしまった船橋バスや
対岸の某社程ではないにしろ、非常に小規模ですね。
前乗り前払いなのは、恐らくいずれの路線も定期客が殆どなので、
整理券発券器や運賃表などの準備が煩わしいからではないでしょうか。
茨城県内の事業者の中では比較的代替が早く、
既に1992年式まで廃車となっており、7Eも全廃となってしまいました。
あの7Eのロングシートは特徴的でしたね。
CUBICも中扉より後は三方シートとなっています。
狭隘路線が多く、短尺でないと対応できない中で、
なるべく収容力を高めようとした仕様なのだと思います。